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NISAは損益通算できない!初心者が知るべき税金の仕組みとNISA口座の上手な使い方

株式投資や投資信託で資産運用をする際、税金の仕組みを理解しておくことはとても重要です。
特に、NISA(少額投資非課税制度)を利用する場合、損益通算ができないという点には注意が必要です。
この記事では、以下のポイントを初心者向けにわかりやすく解説します。

運用益の税金は3つに分かれている

NISA口座でない場合、通常、株や投資信託の利益には 合計 20.315% の税金がかかります。その内訳は、上記の通りです。

例えば、株で10万円の利益が出た場合、以下のようになります。

・利益 100,000円
・税金 20,315円
・手取り 79,685円

このように、通常の証券口座では利益の約20%が税金として差し引かれます

損益通算の仕組み

損益通算=利益と損失を相殺して税金を減らす仕組みです。
例:普通の証券口座(特定口座など)で以下の取引があったと仮定します。
  A株:+10万円の利益
  B株:−8万円の損失

この場合、10万 − 8万 = 2万円 となり最終的な利益は2万円です。
税金は 2万円の利益に対してだけかかります。
すなわち税金は、2万円×0.20315で4,063円になります。
つまり、損失があることで税金を減らすことができます。
これが損益通算です。

NISA口座では損益通算できない

NISA口座では、利益が非課税になる代わりに損益通算ができません。
例:特定口座で利益、NISA口座で損失となるケースを考えてみます。
  特定口座 A株:+10万円  ⇒ 税金20,315円
  NISA口座 B株:−8万円   ⇒ ただの損

先ほどの例では、特定口座同士であれば、損益通算されて税金が4,063円でしたが、このケースでは税金20,315円がかかることになります。

これは、NISA口座の利益は非課税ですが、損失も税金計算の対象にならないためです。

普通口座(特定口座)との違い

普通の証券口座とNISA口座の違いをまとめると次の通りです。

NISA口座の上手な使い方

NISA口座では、損益通算ができないという特徴があります。
そのため、ハイリスク・ハイリターンな投資にはあまり向いていないと言えるでしょう。

例えば、

・個別株への集中投資
・短期売買(トレード)
・値動きの激しい銘柄への投資

などは、大きな損失が出た場合でも税金面でカバーできないためです。

そのためNISA口座では、

・長期投資
・分散投資
・インデックス投資


など、比較的安定した運用方法を選ぶのが一般的です。

まとめ

NISA口座は「利益が非課税」という大きなメリットがありますが、

・損益通算ができない
・損失の繰越ができない

という特徴があります。

そのため、NISA口座ではリスクの高い投資よりも、長期的で安定した投資を中心に考えることが大切です。

なお、長期投資に向く投資先の一例として、こちらの記事で詳しく解説しております。⇒S&P500とオルカンはどっちが正解?長期投資の最適解~USA vs Global: Where Should You Invest?~

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